小鳥のさえずり医者 5
- 婚活アドバイザーマロン
- 2020年11月14日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年5月15日
思わず心の中でつぶやいたA子さん、「ほらマロンさん!私が言った通りじゃない!互いに小声だったら話も何もならないよ~(><;)」
A子さん、お試し声は諦め、今度は普通の声で話しました。「仕事中もいつもそんなに小さな声なんですか?」声無し医者は涼しい顔で答えました。「そうだねえ・・」
「そんなに聞こえにくい小さな声だと看護師さんとか患者さんに何度も聞き直されるでしょう?」「そうかなあ・・そうかもしれない・・・」
おそらく子供のころからこうして周囲の人に当惑と迷惑をかけ続けて生きてきたのだろうから友達は皆無だろうしコミュニケーションも一切取れてないだろう・・・けれども偏差値は高いのでそのまま生きてこられたのだろう・・・それも問題だが(><;)
「さっきのウエートレスさんも注文が聞き取れないから何度も聞き直してたでしょう?」「そうだったかな?そうだったね・・」会話する全ての人に迷惑をかけてることに全く無頓着な医者。
しかし、小言を言われているのにA子さんとの会話が楽しいのか嬉しそうな顔はいつもどうりだったそうです。
A子さん、だんだんとイラ立って来ました。そりゃあ~そうですよね。会話も暖簾に腕押し状態で少しも核心に近づけないのですから (^。^: )
「ハッキリと言わなければ解らないんだ!この人!」と心の中で叫んだA子さん。
先ほどまでより一段と大きな声で言いました。
「OOさんの今のままの声だと何度も聞き返さないといけないので私疲れ果ててしまいます。そんなの時間と体力の無駄使いですよね。」
A子さんの言ってる意味と剣幕に驚いたのか真剣な顔になった驚き医者。
「もっとはっきりと大きな声で話してください。でないとコミュニケーション取れないじゃないですか!?結婚する以前にコミュニケーションが取れないのは不安です。」
注【 婚活アドバイザーマロンがここで書いている文章は全て実際にアドバイスしてきた事実に基づいたお話です。個人特定を避けるための部分は多少内容を変えていますが、アドバイスも出来事も一切変えていません。全て現実にあったお話です。】
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